50代女性:ばね指

来院動機

趣味である三味線をしていた際右親指に痛みが出た。

最初は曲げ伸ばしの痛みだけだったのが徐々に痛みがまし、ぱきっという音とともにに引っ掛かり動かなくなってしまった。

湿布を張っても痛みが変わらずネットで調べて来院。

カウンセリング内容

痛みが出たきっかけ

趣味である三味線の稽古を週に2回行っており、練習中に右の親指に痛みが出た。

どのようなときに痛みが出るか

親指の曲げ伸ばしの際に痛みと引っ掛かり伸びなくなってしまう。

三味線時の弦を抑えた時、キャップの開け閉めと鍵を閉めるなどのつまみ動作で痛みが発症する。

身体初見と治療、経過

初回施術

初見時左親指の熱感、腫れ、可動域制限、屈曲時の引っ掛かり症状、左前腕の筋緊張が見られました。

まず初めに冷却療法による炎症症状と腫れの軽減、次に左前腕から親指にかけて主義療法による筋緊張の緩和、特殊なローラーによる親指の炎症の起こっている筋腱に対する処置。

最後に患部の保護、動きの補助としてのテーピングの処置。

治療後疼痛の軽減と可動域の増加がみられ初日の治療終了。

2回目施術(2日目)

初日と比べ、疼痛の軽減と可動域の増加。

朝起きた際に動かそうとすると引っ掛かりや痛みが残るが、日中の痛みはまれに気になる程度に頻度の低下も見られた。

引き続き冷却と筋腱に対する処置を行っていく

5回目施術(12日後)

日常生活での痛みはかなり軽減された。

指を使いすぎた日、朝の引っ掛かりのみ残り他の症状は改善された。

指のリハビリ運動と、指の使用頻度をできるだけ控えていただくよう指導。

腫れ、熱感、可動域制限が改善

12回目施術(1か月後)

当初あった疼痛、炎症、腫れ、可動域制限の改善が見られ、日常生活等の動きも問題が解消したため治療終了。

指の違和感や痛み等があった場合、冷却の指導と連絡いただけるとし卒業された。

患者様からのコメント

最初は治療院で指の治療が出来ると知らなくて不安でしたが、治療をしていくうちに症状の改善が実感でき、日常生活と趣味である三味線が痛みなく再度できるようになり本当に感謝しています!ありがとうございました!

担当者からのコメント

治療院では治せないと思うようなばね指の症状、それ以外の自律神経系の症状などの治療も当院では行っているので、お身体でお悩みのことがあればぜひご相談ください。皆様のお辛さが改善され素敵な日常を過ごせるよう寄り添った治療をさせていただきます。